メルマガ登録フォームのデザインを作りながら解説してみた!

「メルマガ登録フォームを設置したのに、なかなか登録者が増えない…」

そんなお悩みはありませんか?

その原因は、入力フォームの「デザイン」にあるかもしれません。

ユーザーが入力途中で離脱してしまうのを防ぎ、登録完了率を高めるためには、EFO(入力フォーム最適化)の視点が不可欠です。

些細なデザインの違いが、登録率に大きな差を生むことも少なくありません。

この記事では、メルマガ登録フォームの成果を最大化するための具体的なデザインのコツを徹底解説!

さらに、WordPressプラグイン「Contact Form 7」を使い、実際にコンバージョンにつながるフォームを作成する手順を、分かりやすくご紹介します。

ぜひ、一緒にユーザーに愛されるメルマガ登録フォームを作りましょう!

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目次

EFO(入力フォーム最適化)とは?

メルマガ登録フォームの成果を上げる上で、EFOの視点は欠かすことができません。

EFOとは「Entry Form Optimization」の略で、日本語では「入力フォーム最適化」と訳されます。

Webサイトで会員登録や申し込みをしようとした際に、こんな経験はないでしょうか。

「入力する項目が多すぎて、面倒になってやめてしまった」

エラーが表示されたけれど、どこが間違っているのか分かりにくくて諦めた」

スマートフォンでは入力しづらく、イライラしてページを閉じてしまった」

このように、ユーザーが入力の途中で面倒に感じてしまう「離脱」を一人でも減らし、最後まで気持ちよく入力を完了してもらうための工夫や改善活動、それがEFOです!

メルマガ登録フォームでの離脱は、将来の優良な顧客を失うことにもつながる、非常にもったいない機会損失です(~_~;)

フォームをユーザーにとって使いやすい形に最適化し、離脱を防いでメルマガ登録者数を着実に増やすことが、結果的に問い合わせ数の増加や売上向上といった事業全体の成果を大きく押し上げます!

今回は数あるEFOの施策の中から、特にメルマガ登録フォームのデザインに注目した具体的な改善方法をご紹介します!

メルマガ登録フォームをつくる方法4選!

メルマガ登録フォームを作成する方法は一つではありません!

それぞれに特徴があり、メリットや注意すべき点も異なります。

HTMLでゼロから開発する本格的な方法から、ツールを使って手軽に作成する方法まで、主に4つの方法があります。

それぞれの方法を理解し、ご自身のスキルや目的、かけられるコストや時間に合わせて、最適なものを見つけてみてください!

方法特徴メリットデメリット/注意点
HTMLで独自にシステムを開発HTMLでフォームを自作し、データベースに登録するプログラムも開発する。デザインの自由度が非常に高い。

データ管理が自在で、詳細なターゲット設定が可能。
専門的な技術と知識が必要。

初心者にはハードルが高い。
フォーム作成ツールを使う専門知識がなくても、テンプレートなどを利用して簡単にフォームを作成できるツール。

(例:formrun、Googleフォーム、CMSツール)
初心者でもつくりやすい。
誰でも簡単かつ短時間で作成できる。
ツールの仕様に依存する部分がある。
メール配信システムを使うメール配信に特化したシステム。

フォーム作成機能を持つものや、読者リスト管理を効率化する機能がある。
読者リストの管理(追加・削除など)の手間が大幅に省ける。システムによってはフォーム作成機能がない場合もある。

その際は、他のツールとの連携が必要。

メルマガ登録フォームのデザインのコツ!

分かりやすい項目とプレースホルダー(入力例)

メルマガ登録フォームに分かりやすい項目名とプレースホルダーを設けることは、登録率向上に不可欠です。

入力する際の「少し面倒だ」「どう入力すれば良いのだろう」といった些細なストレスを解消し、スムーズな操作を促す「おもてなし」だと思ってください!

まず、各入力欄が何を示すのか、一目で理解できる項目名を設定します。

「メールアドレス」「氏名」のように、誰が見ても直感的に分かる言葉を選びましょう。

次に入力欄の中にあらかじめ薄い文字で表示される入力例、これを「プレースホルダー」と呼びます。

例えば、メールアドレスの入力欄には「example@example.com」名前の欄には「山田太郎」のように具体的な例を入れておきます。

これにより、ユーザーは入力形式に迷うことがなくなり、入力完了までの時間を短縮できます。

特に電話番号や郵便番号など、ハイフンの有無で迷いがちな項目では非常に効果的です。

こうした配慮は、ユーザーの離脱を防ぐだけでなく、入力ミスを減らす効果もあります!

スマホでも入力しやすいデザイン

今や多くの人がウェブサイトをスマートフォンで閲覧しています。

そのため、メルマガ登録フォームもスマホでの入力しやすさを最優先に考える必要があります。

特に重要なのが、レイアウト、各パーツの大きさ、そして間隔です。

まず、レイアウトは必ず全ての項目を縦一列に並べる「1カラム」を採用しましょう。

カラムとはのことです。

1カラムの例 ↓

2カラムの例 ↓

パソコンの表示でよく見られる、姓と名を横に並べるような「2カラム」のレイアウトは、スマホの狭い画面では表示が崩れたり、文字が小さくなったりする原因となり、非常に使いにくくなります。

1カラムであれば、ユーザーは上から下へ順番に入力していくだけなので、視線の移動がスムーズで迷うことがありません。

次に、ボタンや入力欄は「指で押しやすい大きさ」を意識することが大切です。

一般的に、快適にタップできる高さ最低でも44px理想は48px以上と推奨されています。

これは、人の指先の平均的な大きさから算出された数値で、隣の項目を間違って押してしまう「誤タップ」を防ぐための基準です。

最後に、各パーツの「間隔」も重要です。

タップ可能な領域が隣接していると、誤タップの原因になります。

目安として、項目と項目の間には8px以上の間隔を空けるようにしましょう。

これらのポイントを実践するだけで、ユーザーの入力ストレスは大幅に軽減され、登録完了率の向上が期待できます!

実際にWordpressで作ってみた!

今回は、多くのウェブサイトで利用されているWordPressのプラグイン「Contact Form 7」を使用して、実際にメルマガ登録フォームを作成する手順を解説します!

WordPressで作ったサイトでしか導入できませんが、専門的な知識がなくても、手順に沿って進めることで、コンバージョンにつながるフォームを設置できます。

まずは完成形と、コードを発表!

<p>  
<label> <strong>氏名</strong>  [text* your-name placeholder “山田 太郎”]  </label>
</p>

<p> 
 <label> <strong>メールアドレス</strong>  [email* your-email placeholder “example@example.com”]  </label>
</p>

<p> 
 [checkbox* checkbox-32 use_label_element “&nbsp;&nbsp;株式会社コンビーズからのメールマガジンを受け取る”]
</p>

<p class=”mb20″></p>

<p>
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</p> 

 <label> <p>
[submit “送信”]
</p>  </label>

メルマガ登録フォームでは、つい多くの情報を集めたくなりますが、登録率向上のためには入力項目を必要最低限に絞ることが重要です。

入力項目が多いと、ユーザーは手間だと感じてしまい、登録をやめてしまう可能性が高まります。

まずは「氏名」と「メールアドレス」だけのように、本当に必要な情報だけに絞り込むことで、登録へのハードルをぐっと下げることができます。

それでは、コードについて順番に解説していきます!

Contact Form 7は、基本的なパーツを選択するだけでフォームの骨組みを作れますが、そのままでは少し不親切な印象を与えてしまうことがあります。

そこで、少しだけコードを追加して、ユーザーにとってストレスのないデザインに調整していきましょう。

既存のフォームのテンプレートのみを使って作成したフォームです!

・各項目の間隔をあける!

まず、初期状態だと各項目の間隔が詰まっていて、分かりにくく感じます。

そこで、<p>と</p>で各項目を囲んでみましょう!

これはHTMLで「段落」を意味するタグで、これを使うことで項目ごとに適度な余白が生まれ、視覚的にすっきりと整理されたレイアウトになります。

<p>  
<label> 氏名      [text* your-name autocomplete:name]  </label>
</p>

【変更前】

【変更後】

・チェックボックスの後に間隔をあける!

次に、チェックボックスと説明文がくっついていて窮屈な印象を与えるので、半角スペースを意味する「&nbsp;」を追加します。

これをテキストの前に2つほど入れるだけで、適度な間隔が空き、見栄えが良くなります。

  [checkbox* checkbox-32 use_label_element “&nbsp;&nbsp;株式会社コンビーズからのメールマガジンを受け取る”]

【変更前】

【変更後】

・見出しを太字にする!

また、各項目の見出しを太字にすると、入力欄との区別がつきやすくなり、ユーザーが直感的に内容を把握しやすくなります!

見出しにしたいテキストを<strong>と</strong>で囲むだけで簡単に改善できます。

例) <strong>氏名</strong>

【変更前】

【変更後】

・プレースホルダーを追加する!

さらに、入力欄に「山田 太郎」のような入力例を薄く表示させるプレースホルダーを設定することもできます。

これは、各項目のコードに placeholder “表示させたいテキスト” を追加するだけで実装できます。

[text* your-name placeholder “山田 太郎”]

【変更前】

【変更後】

・セキュリティ対策を明記する!

フォームのデザインを整えたら、次はユーザーが安心して登録できるような設定を追加していきましょう。

個人情報を入力することに不安を感じるユーザーは少なくありません。

そのため、セキュリティ対策を明記し、信頼性を示すことが大切です。

具体的には「このサイトはreCAPTCHAによって保護されています」という一文と、「プライバシーポリシー」および「利用規約」へのリンクを設置します。

reCAPTCHA(リキャプチャ)とは、Googleが提供している、Webサイトをスパムやボット(悪意のあるプログラム)から守るためのセキュリティ技術です。

一言でいうと、「今アクセスしているのが、人間なのか、それともコンピューターのプログラム(ボット)なのか」を判別するための仕組みです。

「プライバシーポリシー」と「利用規約」の設置の目的と理由は以下の内容です。

文書名主な目的設置する理由
プライバシーポリシー個人情報の取り扱いを明記・法律(個人情報保護法)の遵守

・ユーザーの信頼獲得
利用規約サービス内容やルールを明記・ユーザーとの円滑な合意形成

・将来のトラブル防止

これにより、スパム対策が施されていることや、個人情報の取り扱い方針が明確であることを伝え、ユーザーの不安を解消します。

<p>このサイトはreCAPTCHAとGoogleによって保護されています。<br>

<a href=”https://policies.google.com/privacy” target=”_blank”>プライバシーポリシー</a>と <a href=”https://policies.google.com/terms” target=”_blank”>利用規約</a>が適用されます。

</p>

【変更前】

【変更後】

・ついに公開!

ここまで作成が完了したら、いよいよウェブサイトにフォームを表示させます。

Contact Form 7では、作成したフォームごとに「ショートコード」と呼ばれる専用のコードが自動で生成されます。

管理画面に表示される青い枠で囲まれた

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

のようなコードがそれにあたります。

このショートコードをコピーして、メルマガ登録フォームを表示させたい記事や固定ページの編集画面に貼り付けるだけです。

たったこれだけの作業で、これまで設定してきたデザインや機能が反映されたフォームがウェブサイト上に表示されます!

WordPressで作成されたサイトであれば、このように非常に簡単な手順で、いつでもメルマガ登録フォームを設置したり、更新したりすることが可能です。

ぜひ試してみてくださいねっ

まとめ

今回は、メルマガ登録フォームの登録率を向上させるためのEFO(入力フォーム最適化)の重要性から、デザインのコツ、そしてWordPressプラグインを使った作成方法までを詳しく解説しました!

最後に、この記事の重要なポイントを振り返ってみましょう(^o^)

・入力項目は「必要最低限」に絞る!

ユーザーの手間を徹底的に省き、登録へのハードルを下げることが最も重要です。

まずは「氏名」と「メールアドレス」だけでも十分です。
・ユーザーを迷わせない「おもてなし」の心!

分かりやすい項目名、具体的な入力例(プレースホルダー)押しやすいボタンサイズなど、ユーザーが直感的に操作できるデザインを心がけましょう。

特に、スマートフォンでの見やすさ・使いやすさは必須です。
・安心感を与える工夫を忘れずに!

reCAPTCHAやプライバシーポリシーを明記することで、ユーザーは安心して個人情報を入力できます。

このひと手間が、信頼獲得につながります。
・便利なツールを活用しよう!

HTMLの専門知識がなくても、WordPressのプラグインや各種フォーム作成ツールを使えば、誰でも簡単に見やすく高機能なフォームを作成できます。

メルマガ登録フォームの改善は、一つ一つの工夫は小さく見えるかもしれませんが、その積み重ねがユーザーの離脱を防ぎ、着実な登録者数アップ、そして事業全体の成長へと繋がっていきます!

ぜひ、この記事で紹介したテクニックを参考に、あなたのウェブサイトのメルマガ登録フォームを作成してみてください ^_−☆

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この記事を書いた人

宇都宮凛奈

コンビーズの公式XとYouTubeショートを担当しているりんりんです!
こんびーちゃんとお仕事をしたりおやつを食べてます。
ライターとしてまだまだ修行中!
いろんなデザインを見たり、空と海の写真を撮るのが趣味。

この記事の監修

川上サトシ

合同会社ぎあはーと 代表

Webマーケター。
ヴァイオリニストとして活動していた20代の頃、Webマーケティングの重要性を痛感。骨董品のEC管理や食べログの営業を経て、Webコンサル会社のマーケティング担当となる。引っ越し企業のサイトをSEO施策により【半年で1万PVから20万PVまで成長させる】、上場アパレル企業の【売上を1年で3倍にする】など数多くの実績を残して会社設立。専門はSEOと広告運用。
ルリニコクのヴァイオリニストとしても活動中。

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