「もっと読者の心をつかむ、おしゃれなデザインにしたいけど、良いアイデアが浮かばない」
メルマガ担当者であれば、一度はこのような悩みを抱えたことがあるのではないでしょうか?
魅力的なメルマガデザインは、読者の視線を引きつけてブランドイメージを向上させるだけでなく、クリック率やコンバージョン率といった成果に直結する非常に重要な要素です。
しかし、ゼロから優れたデザインを生み出すのは簡単なことではありません。
そこでこの記事では、メルマガデザインのヒントが満載の参考サイトを、国内外から厳選して11個ご紹介します。
・メルマガ全体のデザイン
・読者の目を引くバナーデザイン
・クリックを後押しするCTAボタンデザイン
など、パーツ別の参考サイトも紹介!
多くのメルマガの中から、自社に最適なデザインの探し方についても解説しています。
さっそく、デザインの引き出しを増やしていきましょう!
メルマガデザインの参考サイト
MAIL LIBRARY
MAIL LIBRARYのサイトはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・競合他社や国内の成功事例を参考にしたい方 ・ファッション、コスメ、食品など、特定の業界のデザインをまとめて見たい方 ・キャッチコピーや日本語の言い回しも含めて参考にしたい方 |
日本の消費者(BtoC)向けのメルマガを作成している方に、まずチェックしてほしいサイトです。
カテゴリやテイスト(かわいい、スタイリッシュなど)で検索できるため、ターゲットに響くデザインを効率的に探せます。
Pinterestのサイトはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・デザインの方向性をこれから考えたい方 ・メルマガに限らず、Webサイトやバナー広告など様々なビジュアルからインスピレーションを得たい方 ・キーワードを元に、直感的にアイデアを発見したい方 |
具体的なイメージが固まっておらず、幅広くアイデアのヒントを得たい方におすすめです。
「メルマガ デザイン」などのキーワードで検索すると、国内外の豊富なビジュアルが表示されます。
関連画像や類似画像を次々と見れるため、アイデアを広げるのに最適です。
Email-Gallery
Email-Galleryのサイトはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・シンプルで洗練されたデザインのメルマガを作成したい方 ・1カラム、2カラムなど、特定のレイアウトの参考を探している方 ・ブランドイメージに合わせた洗練された配色やフォントの使い方を参考にしたい方 |
海外のシンプルなメルマガデザイン事例が中心のサイトです。
カラム数や職種、色で絞り込めるため、作りたいレイアウトが決まっている場合に参考デザインを効率的に探すことができます。
Really Good Emails
Really Good Emailsのサイトはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・海外の最先端デザインを参考にしたい方 ・ウェルカムメール、カゴ落ちメール、販促メールなど、メルマガの「目的」に応じた効果的な構成や仕掛けを学びたい方 ・グローバルな視点で、ユーザーの行動を促すデザインを研究したい方 |
海外の最新トレンドを取り入れたい、またはマーケティング効果の高いメルマガを目指す方におすすめです。
8500通以上という圧倒的な事例数と、カゴ落ちメール、販促メールといった詳細なカテゴリ分けが強み!
デザインの美しさだけでなく、マーケティング視点でのヒントが満載です。
MailerLite
MailerLiteのサイトはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・新鮮なメルマガデザインのアイデアを探している方 ・特定の業界やテーマに合わせたデザイン例を見つけたい方 ・イースターやクリスマスなどのイベントに合わせたデザインを探している方 |
海外の100種類以上のメルマガデザイン例が掲載されており、アニメーション、EC、イベント、ファッション、旅行など、多様なカテゴリや業界別にデザインを探すことができます。
カテゴリで絞り込む機能が充実しており、目的に合ったデザインを効率的に見つけることができます。
Campaign Monitor
Campaign Monitorのサイトはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・効果的なメルマガキャンペーンの具体例を知りたい方 ・デザインだけでなく、マーケティング戦略の視点からメルマガの構成を参考にしたい方 ・プロモーション、お知らせ、イベント告知など、目的別のキャンペーン例を探している方 |
海外の97種類もの厳選されたメルマガデザインが紹介されています。
ギャラリーフィルター機能があり、ニュースレター、告知、イベントなどのカテゴリで絞り込んで参考にすることができます。
単なるデザイン例だけでなく、実際のイベント告知や商品PRなどで、メルマガがどのように活用されたのか・どのような成果が出たのかを知ることができます。
☆メルマガデザインの参考にするポイント☆ 参考のメルマガデザインから何を学べばいいのかわからない!という方へ。 メルマガデザイン事例からは、デザイン性だけでなく、情報の取捨選択と整理の仕方を学ぶことができます! 参考にするメルマガが「何を一番伝えたいのか」を考え、情報の優先順位がどのようにレイアウトに反映されているかを確認してみましょう! 重要な情報が最初に目に飛び込んでくるか、視線がスムーズに流れるようにコンテンツが配置されているかを分析すると、あなたのメルマガも格段にレベルアップ! |
▼しっかり届くのに、安くてシンプル。20年以上愛されているメルマガツールはこちら▼
バナーデザインの参考サイト
BANNER LIBRARY
BANNER LIBRARYのサイトはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・「かわいい」「おしゃれ」など、特定のテイストに絞ってアイデアを探したい方 ・季節やイベントごとのバナーデザインを探している方 ・トレンドやテーマ性を重視する方 |
日本のバナー広告事例が豊富で、更新頻度も高いサイトです。
テイスト、季節、形、色、SNSメディアなど、非常に細かい条件で絞り込めるため、探しているイメージに合ったデザインを効率的に見つけられます。
バナー広場
バナー広場のサイトはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・良いキャッチコピーは思いついたけど、デザインが思いつかない方 ・色やデザインのテイストから、直感的にアイデアを探したい方 |
こちらも日本のバナー広告事例を多数掲載しており、特に季節感のあるデザインが豊富です。
サイズ、カラー、業種、デザインテイストなど、実用的なカテゴリで絞り込めるのが魅力です。
サイトの検索窓で、バナーに使われているキャッチコピー(例:「今だけお得」「無料体験」など)で検索できます。
「良いキャッチコピーは思いついたけど、デザインが…」という時に、その言葉がどうデザインに落とし込まれているかを参考にできます。
高級感、インパクト、シンプル、レトロといった抽象的なイメージで絞り込めます。
Bannner.com
Bannner.comのサイトはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・商品購入やセミナー申し込みなど、読者に具体的な行動を促すための画像を作りたい方 ・インパクトのある、広告らしいデザインのヒントが欲しい方 ・LPの動線まで考えたい方 |
バナー広告や、魅力的なCTAボタンを含む日本のバナー事例が多数掲載されています。
サイズ、業種、デザインの特徴(テキストのみ、写真ありなど)といった条件で絞り込み検索ができるため、求めているテイストのバナーを効率的に探したい方におすすめです。
バナーをクリックすると、そのバナーが使用されているLPが表示されます(一部例外あり)
これにより、一連の動線設計を学ぶことができます。
メルマガからのコンバージョン率を高めたい場合に、特に参考になるサイトです。
☆メルマガバナーの参考にするポイント☆ 人間の視線は、写真の中の人物の目線や、指差しなどの矢印に自然と誘導されます。 バナーの中で、どのように視線が動くように設計されているかを確認してみましょう! また、数字(例:「50%OFF」)や限定性を煽る言葉(例:「本日限定」)を効果的に使って、読者の注意を引きつけるテクニックも参考になります。 |
CTAボタンデザインの参考サイト
Parts.
Parts.のサイトはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・CTAボタンの色、形、テキスト、配置など、具体的なデザインのインスピレーションを探している方 ・様々なパターンのボタンデザインをとにかくたくさん見て、アイデアの引き出しを増やしたい方 |
「Parts.」は、日本のWebサイトで使われている優れたパーツ(ヘッダー・CTAボタンなど)だけを集めたデザインギャラリーサイトです。
このサイトにはCTAボタンのデザインだけを集めたカテゴリがあり、デザインや配置を考える上で非常に参考になります。
国内サイトに特化しているため、日本のユーザーに響くデザインやキャッチコピーの傾向を掴みやすいのが最大の強みです。
Web Design Garden
Web Design Gardenの美しいCTAページはこちら
【こんなメルマガ担当さんにおすすめ!】 ・ユニークなCTAボタンのデザインを探している方 ・デザイン全体の参考としても活用したい方 ・業界別に調べたい方 |
「美しいCTA」というカテゴリで、さまざまなCTAボタンのデザイン例が掲載されています。
サイト全体がWebデザインの参考ギャラリーとなっており、サイトの種類、業界、機能・要素、印象・レイアウト、色など、多様なカテゴリでデザインを検索・絞り込むことができます。
CTA以外にも、フッダー・ヘッダー・バナーなどパーツごとにカテゴリ分けされています。
CTAボタンのデザインだけでなく、全体のデザインとの組み合わせも考慮しながらアイデアを探すことができます。
☆クリックされやすいCTAボタンの作り方☆ ボタンに書かれている文言は、クリック率を大きく左右します。 「こちら」「詳細」といった曖昧な言葉ではなく、「無料で資料をダウンロードする」「3分で会員登録する」「限定セール会場へ行く」のように「クリックした先でどんな良いことが起こるのか」が具体的にイメージできる言葉が使うのが効果的です! また、ボタンの形状(角丸、四角)、サイズ、影やグラデーションといった立体感の演出が、クリックできる要素として認識しやすくなっているかにも注目しましょう。 ボタンの周囲に十分な余白が取られているかも、押しやすさを左右する重要な要素です。 |
自社に最適な参考デザインを見つけるポイント!!
こーんなに参考になるデザインがあると、どれを自社のメルマガに採用すれば良いか迷ってしまいますね〜!
魅力的なデザインは数多く存在しますが、最も大切なのは自社の目的や読者に合っているかどうかです。
たくさんあるデザインの中から最適なものを選び出すために、これから紹介するポイントを押さえて、効果的なメルマガデザイン制作に繋げましょう。
ペルソナが好きなデザインを知っておく!
メルマガデザインを考える上で最も重要なのは、「誰に、何を、どのように伝えたいのか」を明確にすることです。
その「誰に」の部分を具体的に掘り下げた架空の人物像を「ペルソナ」と呼びます。
ペルソナを詳細に設定することで、その人物が本当に魅力的だと感じ、内容をスムーズに理解できるデザインの方向性が定まります。
ターゲットとする読者の年齢層・性別によって、好まれるデザインの傾向は大きく異なります。
【年齢ごとのデザイン傾向】
デザイン要素 | 10代後半~20代 (Z世代) | 30代~40代 (情報収集・実用性重視世代) | 50代以上 (シニア層) |
配色 | トレンドカラー 鮮やかなカラー 高コントラスト | 落ち着いた色調 信頼感 ブランドカラー基調 | 高コントラスト必須 識別しやすい色 落ち着いた色調 原色の使用は避ける |
レイアウト | モバイルファースト 動きのあるレイアウト(画像を交互に配置するなど) GIF・動画の活用 | 情報が整理されている 自然な流れで読むことができるレイアウト | シンプルで整然 十分な余白動きの少ない、一直線のレイアウト |
タイポグラフィ | 基本16px、強調24px以上 デザイン性の高いフォントも◯ | 基本14-16px適度な行間 | 全体的に大きな文字 16-18px以上、通常の1.5倍等 十分に余裕のある行間 |
CTAデザイン | 鮮やかで派手な色 簡潔・キャッチーな文言絵文字活用も◯ | 信頼感のある色 具体的なベネフィット(クリックして読者が得られる良いこと)を示す文言 | 高コントラスト 大きくタップしやすいサイズ 簡潔・明確な言葉 |
※コントラストとは、明るい部分と暗い部分の明暗の差、つまり明度差のこと。
差が大きいほどコントラストが高く、差が小さいほどコントラストが低い。
【性別ごとのデザイン傾向】
項目 | 男性向け | 女性向け |
好まれる主要色 | 青、緑、黒、赤 | ピンク、青、白、緑、赤、紫、橙、黄 |
全体的な雰囲気 | はっきりとした、クール、かっこいい | 柔らかい、優しい、可愛い、親しみやすい |
重視される要素 | 性能、スペック、比較情報、論理性 | 共感、イメージ、ストーリー性、感情 |
レイアウト傾向 | 直線的、情報密度高、シンプル | 余白多め、曲線的、視覚的な心地よさ |
フォント傾向 | 直線的、シンプル | 曲線的、装飾的 |
これらの傾向を理解し、自社のペルソナに響くデザイン要素を取り入れることが、読者に好かれるメルマガへの第一歩です!
ブランドイメージに合うデザインにする!
メルマガのデザインは、ただおしゃれなだけでなく、自社のブランドイメージと一貫性があることが非常に重要です。
メルマガデザインを制作を始める前に…!
・どのようなイメージのブランドなのか? ・どのような商品、サービスを扱っているのか? ・メルマガを通じて読者にどんな印象、感情を与えたいか? |
これらの要素について決めておくことで、ブランドの魅力が伝わるメルマガを作ることができます。
雰囲気やテイストで検索できる機能がついているギャラリーサイトも多いので、ぜひ活用してみてください。
自社のブランドイメージに近いデザインを効率的に見つけることができます。
色選びに迷った際は、色が持つ基本的な印象を参考にすると良いでしょう。
一般的に、明るい色は「軽やかさ」や「柔らかさ」、暗い色は「重厚感」や「硬さ」を与えます。
また、鮮やかな色は「情熱的」、くすんだ色は「穏やか」な印象に繋がります。
そのほかにも、色にはそれぞれ固有のイメージがあり、与える印象が違います。
・赤(Red):情熱・興奮・緊急性・注意を引く色 ・オレンジ(Orange):ポジティブ・元気・親しみ・楽しさ ・緑(Green):自然・安心・リラックス ・青(Blue):信頼・誠実・冷静 ・紫(Purple):高貴・高級・ミステリアス・大人っぽい |
ブランドカラーをメインに使用すれば「この色といえばこのブランド」という認知を促進できます。
これらのポイントを踏まえ、ブランドの個性を表現する色やデザインを探してみてください!
まとめ
今回は、メルマガのデザインに役立つ参考サイトを11個ご紹介しました。
国内外の様々なサイトがあり「メルマガ全体」「バナー」「CTAボタン」など、参考にしたいパーツごとに特徴があります。
今回の記事を参考にして、自社の目的やブランドイメージに合ったデザインを見つけ、メルマガをより成果の出るデザインにしていきましょう!
最後に、参考デザインを選ぶ際のポイントを改めて確認しておきましょう。
・誰に届けたいのか(ペルソナ)を明確にする。 ・自社のブランドイメージに合っているか確認する。 ・何を一番伝えたいのか、情報の優先順位を考える。 ・クリックを促すCTA(行動喚起)の文言やデザインを工夫する。 |
ぜひ、今回ご紹介したサイトとポイントを活用して、読者から愛される魅力的なメルマガを目指しましょう!
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この記事を書いた人
宇都宮凛奈
ライターとしてまだまだ成長中。いろんなデザインを見るのが好き。空と海の写真を撮るのが趣味。

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