「一生懸命書いたメルマガ、ちゃんと読んでもらえてるかな…?」
そんなふうに不安になったこと、ありませんか?
実はメールを開いた読者が「このまま読むか、閉じるか」を決めるまでの時間って、たったの0.5秒と言われているんです。びっくりですよね!
この一瞬の勝負を大きく左右するのが、パッと目に入ってくるフォントの印象なんです。
逆に言えば、フォント選びを少し工夫するだけで、あなたのメルマガは「読みたくなる」魅力的なものに変わるんです!
そこで今回は、商用利用OKで、誰でも無料で使えるメルマガにおすすめのフリーフォントを厳選してご紹介します!
信頼感のあるフォントから、ポップで可愛いフォント、便利な探し方までまるっとまとめました。
何を伝えるかだけじゃなく、どんな雰囲気で伝えるかにもこだわって、読者に愛されるメルマガを目指しましょう!
フォント選びの大切さ

どれだけ一生懸命に考えたメルマガであっても、文字がギュッと詰まっていたり、フォントに癖があって読みにくかったりすれば、読者は無意識にストレスを感じてしまいます。
悲しいことですが、ストレスを感じた瞬間にページを閉じられ、読まれないまま終わってしまうことも少なくありません。
だからこそ、まずはストレスなくスムーズに読めることを最優先に考える必要があります。
また、フォントは言葉以上に雰囲気を伝える役割を持っています。
たとえば、明朝体は信頼感、ゴシック体は親しみやすい印象を与えます。
文章そのものが「何を伝えるか」を担当するなら、フォントは「どんな声のトーンで伝えるか」という役割を果たしていると言えるでしょう。
ただし、ここで一つ気をつけたいポイントがあります。
こだわりのフォントを本文のテキストに設定しても、受信環境によっては反映されず、標準的なフォントに勝手に置き換わってしまうことがあります。
これでは、せっかく作り込んだ世界観が台無しになりかねません。
そのため、テキストではなく画像として作成し、ロゴやキャッチコピー、バナーなどで配置することをおすすめします。
メルマガデザインにおすすめのフォント

ここでは商用利用が可能で、かつ無料で使えるフリーフォントの中から、おすすめフォントをご紹介します!
明朝体
明朝体は、上品さ、高級感を伝えたい時にぴったりの書体です。
ビジネスの大事なお知らせや、落ち着いた雰囲気の商品を紹介する際、明朝体を選ぶだけでグッと信頼感が増します。
NotoSerifJP

GoogleとAdobeが共同で開発したこのフォントは、Webデザインの世界ではもはや持っていて当たり前と言われるほどの定番です!
複数の太さが用意されているので、見出しには太めのものを、説明文には細めのものをといった使い分けがこれ一つで完結します。
どの太さを選んでもバランスが崩れず、スマートで誠実な雰囲気を醸し出してくれるため、デザインに迷った時はとりあえずこれを選んでおけば間違いありません!
しっぽり明朝

まるでインクが紙に滲んだような、味わい深い質感が魅力のフォントです!
デジタルの画面上でも手書きのような温もりや懐かしさを感じさせてくれるので、読む人の心にそっと寄り添いたい時に力を発揮します。
ブランドの世界観を大切にしたい場合や、他社のメルマガとちょっと違う雰囲気を出し、読者の印象に残したい時にぜひ使ってみてほしいフォントです!
はれのそら明朝

角の部分が少し丸く処理されているため、柔らかくすっきりと洗練された印象に仕上がっています!
線がほどよく細めで上品なので、大人の女性に向けた美容アイテムやジュエリーなどと非常に相性が良いです。
「高級感は出したいけれど、親しみやすさも忘れたくない」という、絶妙なバランスが求められる場面で大活躍します。
ゴシック体
線の太さが均一でシンプルなゴシック体は、パッと見た瞬間の読みやすさが抜群です。
スマホの小さな画面でも文字が潰れにくく、すっきりと現代的な印象を与えられるため、情報の正確さが求められるニュースや、明るく元気なキャンペーン告知など、あらゆる場面で重宝します。
NotoSansJP

「メルマガのフォント選びで絶対に失敗したくない」という場合に、真っ先に候補に挙がるのがこのフォントです。
世界標準の品質で作られており、クセがなく誰にでも読みやすいのが最大の特徴です。
長文に使っても目が疲れにくく、スラスラと読み進めてもらえるため、内容をしっかり伝えたい時のベースフォントとして最適です。
太さのバリエーションも豊富で、強調したい部分を太字にしてもデザインが崩れません。
けいふぉんと

「普通のゴシック体だと、なんだか真面目すぎて面白みがない」と感じる時に試してほしいのがこちらです。
ポップで可愛い雰囲気がありながら、文字の形が崩れすぎていないので、しっかりと読みやすさもキープされています。
軽やかなリズム感があるため、ワンポイントで使うと、紙面全体がパッと明るくなり、読者を飽きさせません。
スタッフの編集後記やイベントの告知など、少し肩の力を抜いて読者との距離を縮めたいシーンで使うと効果的です。
やんちゃポップ

その名の通り、元気いっぱいのやんちゃな子供をイメージさせる、太くてインパクト抜群のフォントです。
文字が跳ねるようなリズムや、手書き風のラフな形が特徴で、楽しげで賑やかな雰囲気を演出するのにうってつけです。
ただし、個性が強いため、長い文章に使ってしまうと読みにくくなってしまう点には注意が必要です。
ここぞという見出しや画像のアクセントとしてポイント使いすることで、ワクワク感を作り出すことができます。
丸ゴシック
ゴシック体の角を丸くした丸ゴシックは、見る人に優しさや安心感を与えてくれる癒やし系フォントです。
女性や子供向けの商品はもちろん親しみやすい企業というイメージ作りのためにビジネスシーンで使われることも多いです。
ZEN丸ゴシック

「丸ゴシックを使いたいけれど、子供っぽくなるのは避けたい」という悩みに応えてくれるのがこのフォントです。
丸みがありつつも文字の骨格がしっかりとしているため、モダンで大人っぽい上品さを保つことができます。
おしゃれな雰囲気と読みやすさの両方が欲しい時にぴったりです。
可愛らしさと大人っぽさのいいとこ取りができる書体です。
源柔ゴシック

読みやすさはそのままに、マイルドに仕上げたフォントです。
「デザインを大きく変える冒険は怖いけれど、少しだけ柔らかい印象にしたい」という時に最適です。
普通のゴシック体だと少し冷たい感じがするけれど、これなら情報の伝わりやすさを維持しつつ、さりげない丁寧さや親切心を表現できます。
誠実さと柔らかさの両方が必要な場面で、相手に安心感を届けることができます。
イワタ丸ゴシック体

まるでフエルトペンで書いたような、柔らかいタッチと温かみが特徴の丸ゴシック体です。
デジタルフォントなのに、どこか手書きのようなアナログ感があり、あたたかさや優しさを表現するのが得意です。
線が均一で見やすいため、スマホの小さな画面でも文字がはっきりと認識できます。
親しみやすさが求められるシーンにこれ以上ないほどマッチします!
このフォントがあるだけで、画面越しでも体温が伝わるような、ほっこりとした優しいメルマガを作ることができるでしょう。
フリーフォントのまとめサイト

「もっとほかのフリーフォントも知りたい!どうやって探せばいいの?」
という疑問を持つ担当者の方に向けて、ここでは特におすすめのサイトを3つ紹介します。
| ※まとめサイトで紹介されているフォントであっても、利用規約は変更される場合があるため、必ず配布元の公式サイトで最新のライセンス情報を確認してから使用するように注意してください。 |
FONTFREE

FONTFREEはこちら
FONTFREEは、サイトを開くと新着順にフォントがずらりと表示されるので、ただ眺めているだけでも「こんな新しいフォントが出たんだ!」という発見があってワクワクします。
トレンドを意識した新しいデザインを取り入れたいときには、まずここをチェックしてみるといいかもしれません。
「ゴシック体」や「明朝体」といった基本的な種類分けはもちろんですが、検索欄から「かわいい」「おしゃれ」「かっこいい」といったキーワードで自由に検索が可能です。
曖昧なイメージでも、キーワードを入れるだけでぴったりなフォントが一覧で出てくるのは助かりますよね!
難しいことを考えずに、ウィンドウショッピングをするような感覚で、直感的にお気に入りの一本を見つけられるのがこのサイトの嬉しいポイントです。
いいフォント

いいフォントはこちら
いいフォントは、トップページを見るとすぐにわかりますが、情報のまとめ方がとても親切で、読み手への配慮が感じられます。

特に便利なのが、テーマや目的別にフォントがまとめられているページです。
見出しからどんな雰囲気のフォントなのかが直感的にわかりやすいですね!
たとえば、ハロウィンやクリスマス、年賀状といった季節のイベントに合わせた特集や、手書き風、和風といったテイスト別のまとめが充実しています。
「どんなフォントを使えばいいかわからない」と迷ってしまったときは、まずこのサイトのテーマ別ページを覗いてみると、制作のヒントがきっと見つかりますよ。
日本語フリーフォント

日本語フリーフォントはこちら
日本語フリーフォントは、探したいフォントの条件がはっきりと決まっているときに、とても頼りになるサイトです。
このサイトの最大の長所は、なんといっても細かい条件を指定して検索ができることにあります。
角ゴシックや丸ゴシックといった形状からはもちろん手書き風、毛筆といったスタイルまで細かく分類されているので、イメージ通りのものを最短距離で探し出せます。

特に、メルマガやWeb制作の現場で助かるのが用途・シーンや表記体系から探せる機能です。
フリーフォントの中には、ひらがなとカタカナだけで、漢字が含まれていないものも少なくありません。
「このフォントいいなと思ってダウンロードしたのに、使いたい漢字が表示されなかった」という経験は、フォント選びのあるあるですよね。
でもこのサイトなら、漢字ありの条件で絞り込めるので、ダウンロードしてからのミスマッチを防げます。
もちろん、ビジネスで使う上で一番気になる商用利用可のフィルタリングも完璧です。
まとめ

メルマガのデザインを素敵にする、おすすめのフリーフォントをご紹介しました。
使ってみたいフォントが見つかったでしょうか😊
誠実さを伝えたいなら明朝体、親近感を持ってほしいならゴシック体…というふうに、その日の内容に合わせてフォントを着替えるだけで、読者さんへの伝わり方は驚くほど変わりますよ。
ぜひ、今回ご紹介したフォントやまとめサイトを活用して、ストレスなく読めて、ファンの心に残る素敵なメルマガを作ってみてくださいね📨

この記事を書いた人
宇都宮凛奈
コンビーズの公式XとYouTubeショートを担当しているりんりんです!
こんびーちゃんとお仕事をしたりおやつを食べてます。
ライターとしてまだまだ修行中!
いろんなデザインを見たり、空と海の写真を撮るのが趣味。




















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