【用語集】あ行
「あ行」から始まる、メルマガやメール配信でよく使われる言葉や、
知っているといざという時役に立つ用語を詳しく解説しています。
アカウント
アカウントとは、コンピューターやシステムなどのサービスを利用するときに、利用者を認識するために必要な情報のことです。通常パスワードと対をなしており、ユーザー、IDなどとも呼ばれます。
セキュリティのためにアカウントを作成するので、第三者に情報が漏れないよう、アカウントの管理は気を付けましょう。
アクセス解析
アクセス解析とは、Webページに訪れた訪問者の環境・特性などのデータを調査をすること、またはその機能のことです。
「何人のユーザが来ているのか?」「どのコンテンツが注目されているのか?」「なんの言葉で検索して流入したのか?」などを知ることによってユーザ像が明確になり、サイト改善の手がかりが得られます。
メールマーケティングの場合、メルマガ配信時の各効果測定項目(たとえば送信数、到達数、開封数、クリック数、CV数など)に対して、専用のツールなどを使って数値をデータ化します。このようにアクセス解析をすることで、施策の反省を次に活かせるため、より効果的にPDCAを回すことができます。
アスキーアート
プレーンテキストでつくられた視覚的表現のことです。テキストアート、活字アートなどとも呼ばれる。数文字で構成される顔文字から、数百〜数千文字に及ぶ大掛かりなものや、メルマガに使われる罫線・装飾など、様々なバリエーションがあります。
そもそもはPCでメールを閲覧する際に良く使われていました。ですが、現在ではスマートフォンが主流となったため、文字化けや表示崩れとなってしまう可能性があるため、ユーザの閲覧環境にあったアスキーアートの利用が大切です。
AA(Ascii Art)と略される。
アップセル
商品の購入や買い替えなどの際、より価格の高いものを提案すること、つまり顧客単価を上げることです。新規顧客獲得のために稼働を割かずに売上をあげることがでるので、効率的に売上アップができます。
ポイントは、顧客の納得と満足度です。 これが得られることによって顧客との信頼関係ができ、長期的な売り上げにつなげることができます。
メールマガジンの場合、商品購入者をセグメントしてそれぞれアプローチをしてアップセルを狙うことが可能です。たとえば、商品の使用終了時期にメール配信を設定しておいたり、商品購入直後に感想アンケートをとったり、という方法があります。
インフルエンサー
インフルエンサー(Influencer)とは、影響・効果・勢力の意味で、社会に対して大きな影響力を持つ人物のことを指します。ネット上では、SNSなどを通じて他の消費者の購買行動に大きな影響力を持つキーパーソンのことを指します。
分かりやすい例として、影響力や好感度の高いタレントや著名人、各分野の専門家、著名なブロガーなどが インフルエンサーとして認識されています。
SNSの台頭によって商品のマーケティングを行う場合、 インフルエンサーの存在は無視できないものとなり、むしろ積極的に活用しようという動きがあります。
エンゲージメント
エンゲージメントとは、企業や商品、ブランドなどに対して ユーザーが「愛着を持っている」状態を指します。わかりやすく言えば、企業とユーザーの「つながりの強さ」を表す用語です。
以前は、人事や組織開発の分野で用いられることが多くありましたが、現在では ソーシャルメディアなどにおける「交流度を図る指標」として改めて注目されています。
たとえば、facebookであれば、「いいね!」やコメントの数、シェアを押した人数やページのリンクや画像をチェックされた回数などが エンゲージメントの指標となります。
オピニオンリーダー
オピニオンリーダーとは集団や組織、コミュニティ内で、他の人たちと地位や立場に特に違いがないにも関わらず、意見や意思決定に関して、強く影響力をもっている人物の事を言います。オピニオンリーダーに対して、影響を受ける側の人をフォロワーと呼ばれることがあります。
オプトアウト
「オプト」とは英語で「自分で選ぶ・決める」という意味があります。オプトアウトとは、広告メールにおける用語で、広告・宣伝メールを受信者の許可なく一方的に送ること、 または、そのメールを送付しないよう受信者が依頼することを指します。反対の言葉はオプトイン。
ネットショッピングなどの際に使ったアドレスに送られることが一般的で、 2002年の特定電子メールの送信の適正化等に関する法律より、オプトアウトメールは処罰の対象となりました。
現在では 不特定多数の受信者に許可なく広告・宣伝メールを送る場合は、件名に「未承諾広告」と入れたり、配信停止手続きをメール中に明記したりすることが必要となっています。
読者に了承をとって配信しているメルマガの場合でも、配信停止のお知らせは必ず記載しなければいけませんし、配信停止先のリンクですぐに解除できるようにしましょう。複数のページを移らなければいけないものはNGです。
オプトイン
オプトインとは、広告メールにおける用語で、「オプト」とは英語で「自分で選ぶ・決める」という意味です。対義語は オプトアウト。
意味としては、メールの受信を許可しているユーザへ広告・宣伝メールを送ることです。 ウェブサイトやメールマガジンなどでの会員登録の際に、「ダイレクトメールを希望する」などの欄にあらかじめチェックが入っている場合は、オプトインと判断されません。オプトインとみなされるためには「読者の意思」でチェックしてもらう必要があるので気をつけましょう。
ユーザに許可を得る際の方法がわかりづらい場合もオプトインとは言えないので要注意です。
シングルオプトイン
メールアドレス等の情報を入力し登録すると、登録が完了する方法です。
ダブルオプトイン
ユーザーがメルマガの受信や会員登録を申し込んだ状態を仮登録とみなし、登録アドレスに送信されてきたメールのURLをクリックして、はじめて正式に登録が完了する方式です。
仮に自分以外の第三者がメールアドレスを登録し、登録用URLのメールが届いても破棄すればいいだけなので、誤登録やいたずらの防止にもなります。
最近では、個人情報保護の観点や第三者が勝手に登録することができないように、多くの企業がシングルオプトインよりもダブルオプトインを採用しています。
オプトアウト・オプトインについて、こちらの記事で詳しく紹介しています。
【今さらきけない】オプトインとは?