【用語集】か行
「か行」から始まる、メルマガやメール配信でよく使われる言葉や、
知っているといざという時役に立つ用語を詳しく解説しています。
解析タグ
解析タグとは、ユーザの行動を分析するためのツールのことで、ユーザーの行動分析するために使用します。
解析タグを使うことで、ユーザーが閲覧した日時や参照元、端末情報、滞在率や直帰率などを知ることができます。
解析タグには3つの種類があり、それぞれ「サーバーログ型」「Webビーコン型」「パケットキャプチャリング型」と呼ばれます。
一般的に利用されているGoogleAnalyticsは、この中の「Webビーコン型」に分類されます。
開封率
開封率とは、メールマガジンを配信した際に「どれくらい開封されたか」を表す数値のことです。
開封率を知る方法はメルマガの形式によって変わります。
例えばHTMLメールの場合であれば、解析タグを入れることが可能です。また、方法によってはメルマガ内のリンク先アクセス数を開封率とすることもあります。
但し、ガラケー(デコメ)の場合、この方法は使えません。メールの仕組み上計測できないようになっているため、メール配信システムによってはその機能が備わっているものもありますので、導入の際は確認が必要です。
メールマーケティングでは、メルマガ配信時の各効果測定項目(たとえば送信数、到達数、開封数、クリック数、CV数など)に対して、専用のツールなどを使って数値をデータ化します。このようにアクセス解析をすることで、施策の反省を次に活かせるため、より効果的にPDCAを回すことができます。
開封率アップのポイントは、こちらの記事で紹介しています。
初心者必見!開封率を20%アップさせる秘策
ガラケー
ガラケーとは、日本のみで流通している携帯電話のことを指します。
ガラケーには海外の携帯電話と比べ非常に独特な機能を持ち合わせており、例えば「ワンセグ」「おサイフケータイ」「着うた・着メロ」などがそのうちの一つです。
このガラケーは2020年には3Gサービスが終了となるため、2020年代半ばには3Gサービスを利用した携帯電話は使用できなくなってしまう可能性があります。
ガラケーへメールマガジンなどを送る際に気を付けたいのが、HTML形式やデコメールなどの「表示形式」です。ガラケーで表示が可能なのは画像添付形式(デコメール)のみです。
キャリアメール
キャリアメールとは、各通信事業者(docomo、au、softbank等)が@以降のドメインに会社名をつけて提供する電子メールサービスのことを指します。
また、イー・モバイル(emnet.ne.jp)、ヤフーモバイル(yhahoo.com)なども、利用者が多くはないがキャリアメールに該当します。
キャリアメールでは絵文字・デコメール・写メール・ワンセグなど、サービスが独自に発展しガラパゴスケータイと呼ばれるようになりました。
メールを送る際は、キャリアメール利用者向けに一般的なHTMLメールだけでなく、デコメールの制作も必要です。表示崩れしてしまったり、まったく読み込めなかったりする場合もあるため、マルチパート配信にすることも一つの方法です。
クロスセル
商品購入時に他の関連商品も一緒に購入してもらうことです。
一度、購入を決めた後は購買のハードルが下がる傾向があるのでクロスセルしやすいと言われています。
アップセルとの違いは、おすすめした商品「も」購入する、という点です。アップセルの場合は、お勧めした商品「を」購入するので、その点が異なり、顧客へのサイドメニューの提案やECサイトにおけるレコメンドエリアなどが近いと言えるでしょう。メルマガを使ってクロスセルを狙うには、ステップメールやLPの活用が有効です。
例えば、アパレル系のメルマガでスカートの購入者に対して「このTシャツでコーディネートが完成!」のように他商品を提案してみても良いでしょう。または、化粧品系のメルマガで商品購入者に対して「〇〇購入者様限定!今だけ!定期購入で更に10%OFF!」という形で提案し、クロスセルを狙うのも一つの方法です。
クリック率
クリックされた回数と表示された回数で割った値のことを指します。
主にインターネット広告やメール広告配信等でその効果測定されます。クリックされないと売上には全く結びつず、クリック率が高い広告は費用対効果の高い広告と言えます。
メールマガジンなどでクリック率を確認する際には、無料から有料までさまざまなツールがあるので、自分たちの用途に合わせて利用するのがいいでしょう。
コンバージョン(CV)
コンバージョンとは、Webサイトにおいてのゴール到達のことを指します。
ゴール到達と言ってもサイトによって、到着地点が様々で、例えば、購入完了や会員登録、資料請求などを到着地点にしていたりします。
コンバージョンを獲得するためには、ユーザー目線での導線やコンテンツ内容の充実化、バナーの調整などが必要です。
コンバージョンはGoogleアナリティクスで目標に応じて設定することができますし、コンバージョン率(CVR)を簡単に知ることができます。
コンバージョンレート(CVR)
コンバージョンレート(コンバージョン率)とは、Webサイトに訪れたユーザーのうち、最終到着地点に残った割合のことを指します。
実際にサイトに訪問したユーザーがどのくらい購入に至ったのかやどのくらい問い合わせをしてくれたのかなどをビジネス的な目標達成率を指すことにも用いられる用語です。
また、広告を出した場合に、広告経由のユーザーのコンバージョンレートがどれくらいなのかを把握し、広告料金に見合う割合なのかを検討する指標として利用します。